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【かぎ針編み】ぷっくりとした桜のモチーフの編み方

こんにちは!桜です!

YouTubeにアップした『ぷっくりとした桜のモチーフ』の編み方を、写真とテキストで説明します。

動画でご覧になりたい方はこちらのリンクからどうぞ↓

モチーフの特徴

このモチーフは表面がくぼんで

裏面がぷっくりする形になります

おもて・うら

大きさはわたしの手(きつめ)で

  • ダイソーの並太アクリル毛糸を6号針で編んだものが約5.5cm
  • ダイソーのコットンライクを3号針で編んだものが約3cm
  • ダイソーレース糸20番をレース針2号で編んだものが約2cmでした
大きさ比較

愛用してるかぎ針

編み図

編み図をかいたので、こちらを使って説明していきます。


編み図を書くのは慣れていないので、間違ってる箇所があれば教えていただけると助かりますm(__)m

編み図

使う編み方は
『わの作りめ』『鎖編み』『引き抜き編み』
『細編み』『長編み3目の変わり玉編み』

です。

英語表記も書いたんですが『長編み3目の変わり玉編み』の英語表記だけが

どーーーしても分からず(;´Д`)


もし分かる方いらっしゃいましたら、教えて頂けると嬉しいです_(._.)_

編み方の説明

それでは説明していきます
※文字の色分けは編み図の記号と連動しています。

① 1段目

「わの作りめ」をつくり
細編みを5目編みいれ
わを絞ります 
1つ目の細編みの頭に引き抜いて

1段目の完成です

右ー1

ここで細編み5目に続いて引き抜き編みによって1目増え、合計6目あると思います。

通常はこの6目めは目と数えずスルーする場所ですが、このモチーフでは使用する場合もあるので覚えておいてください。(使用する、しないは自由です。)

② 2段目 立ち上がり

鎖2目で立ち上がります
(通常長編みに対しての立ち上がりは3目ですが、ここでは形を優先して2目にしてあります)

右ー2

③ 長編み3目の変わり玉編み

いま針にかかっているループは
そのまま残しながら
未完成の長編みを3つ
先ほど立ち上がりを編んだ
一つ目の細編みに編み入れます

右ー3

そうしたら針に糸をかけ
いま針にかかっている4ループのうち
左の3ループだけを引き抜きます
(一番右のループまで引き抜いてしまうと普通の玉編みになってしまうので注意してください)

右ー4

針に2ループがかかっている状態になりました

そうしたらもう一度針に糸をかけてこの2ループを引き抜き、1つにまとめます

右ー5

これで『長編み3目の変わり玉編み』の完成です

④ 鎖編み2目

つづけて鎖編みを2目編みます

右ー6

⑤ 引き抜き編み 2目

花びらの切れ込みをくっきりさせるため
引き抜き編みをいれます


④で編んだ鎖2目の裏山につづいて
ポコポコと裏山のように見える場所があります

右ー7

その3つめ、4つめの裏山のように見える場所にそれぞれ引き抜き編みをします

(この裏山のように見えるポコポコは
3つめ→変わり玉編みの頭の下の糸
4つめ→未完成の長編み3目を1つにまとめた時の糸です) 

分かりにくければ、編み途中のものを外側に開くように曲げるとわかりやすいかもしれません

右ー8 

これで花びらの右半分(完成したあとはひっくり返すので本当は左半分)が編めました

⑥ 左側の変わり玉編み

つづいてもう半分の花びらを編んでいきます。
(⑥は③の、⑦は④の、⑧は⑤の繰り返しになります)

いま針にかかっているループは
そのまま残しながら
未完成の長編みを3つ
一つ目の細編み(今まで編み入れていたのと同じところ)に編み入れます

左ー1

そうしたら針に糸をかけ
いま針にかかっている4ループのうち
左の3ループだけを引き抜きます
(普通の玉編みにしないよう注意)

左ー2

針に2ループがかかっている状態になりました

そうしたらもう一度針に糸をかけ
引き抜き編みをして
2ループを1つにまとめます

左ー3

これで左側の変わり玉編みが編めました

⑦ 鎖編み2目

続けて鎖編みを2目編みます

左ー4

⑧ 引き抜き編み 2目

⑤で編んだ時と同様に
『変わり玉編みの頭の下の糸』と
『未完成の長編み3目を1つにまとめた時の糸』に引き抜き編みをします

左ー5

ここでの引き抜き編みは右側のときのような「切れ込みをくっきりさせるため」といったような目的はなく、花びらの輪郭をなぞるだけなので、分かりづらければ手前の『長編みの足』をひろっても大丈夫です。

左ー6

左ー7

⑨ 鎖編み 1

鎖編みを1目編みます

左ー8

最初の立ち上がり2目に対して、1目では不格好に見えるかもしれませんが、花びらの外枠を内側に引き込んでぷっくりさせるためのポイントになりますのでこのようにしてあります。

⑩ 最初の細編みの頭に引き抜き編み

最初の細編みの頭(ずっと同じところ)に引き抜き編みをします。

左ー9


このとき引き抜き編みをぎゅっときつめにして、ゆるくならないようにしてください。

これで花びらが1枚編めました(↓裏からみた写真です)

左ー10


⑪[花びら 2枚目~]

引き抜き編みで次の細編みに移動して
同様に花びらを編みます。

2枚目

それを5枚目まで繰り返します。

2枚目の花びらを編み終わった時点で、細編み3つ目の頭がだいぶ隠れてしまっていると思います。

その時は無理をせず、細編み4つ目の頭に花びら3枚目を編んでしまってください。

そうすると、5枚目の花びらの分の細編みの頭が足りなくなると思うので、①のポイントで言っていた、「引き抜き編みでできる、通常はスルーしてしまう6目め」に5枚目の花びらを編みつけてください。

もちろん3つ目の細編みの頭に3枚目の花びらを編めそうな方はそのまま編んでしまって大丈夫です。

⑫ 仕上げ

5枚目まで編み終わりました。

編みおわり

糸の始末をします。

モリーフラワーのようなモチーフだと
最後の花びらを編んだあと
最初の細編みの頭に引き抜き編みをして
終了となる場合が多いですが

このモチーフでは最初の細編みにつなげずに
このまま糸処理をしてしまいます
(最初の細編みに引き抜き編みをすると変に糸が渡ってしまうので…)

細編みの頭に引き抜かない

毛糸玉につながってる糸をカットします。

針にかかっているループを広げ
糸端をその中に通して引き締めます

最初の糸端が裏面にでてしまっているはずなので

わの作りめの穴から糸処理する面に引っ張り込みます。

糸始末 

花びら1枚1枚を離しながら、ぷっくりするように形を整えます。

形を整える

整え終わったら

とじ針に糸を通し
目立たないよう編み目をくぐらせ糸処理します。

わたしはメンドクサイのでこのまま2本の糸を結んで処理してしまっています

※このとき今見ている表面(へこんでいる方)が完成後は裏面となりますので、へこんでいる面で糸処理をしてください

もし何かに編みつけるのであれば糸処理しないでこの糸を使ってください。

ここまで終われば…

完成です!!

完成

アレンジ例


わたしは今回このような感じにアレンジしてみました

アレンジ例

アレンジ①

左上のは白(黄色)の毛糸でフレンチノットステッチで刺繍してみました

アレンジ①

アレンジ②

右上はポンポンを作る要領で
お好みの周ゆびに糸をまき
束の中心で縛ってからモチーフの中心の穴に引き込むようにとりつけ
両端の“わ”になっている部分を適度な長さに切りそろえました

アレンジ②

アレンジ③

左下は、ピンクッションになっています
モチーフを2枚編んで適当に
巻きかがりだったり並縫いだったりしながら
くっつけて中に綿をつめました
花びらの先端が少しやりづらいですが
あまり糸の引き具合をキツメにせず
縫い糸で高さを出すようにして
細かく縫う方が綿もはみ出さず上手くいきます

アレンジ③

アレンジ④

右下のはダイソーさんで買った
台座つきのパッチンピンに
緑色の毛糸をグルグルまいて
透明ボンドでモチーフをつけました

毛糸を巻くときは台座側からスタートし
先端に向かって巻きつけていきます
先端までいったら透明ボンドをちょこんとつけ
毛糸が外れないようにして折り返します
台座まで戻ったら透明ボンドをちょこっとつけ
糸端をモチーフで隠れる場所で処理します
台座と緑の毛糸にもちょこんと透明ボンドをつけ
モチーフをつけたら完成です

(ボンドは→コニシ ボンド Gクリヤースリム 14329 20mlを使っています)

アレンジ④

ビーズなどは今回つけませんでしたが
真ん中にビーズを1つ
つけてもかわいいと思います

おわり

真ん中のアレンジ次第で
イメージもだいぶ変わりますし
他にもヘアゴムやキーホルダーにするのもオススメです☆
ぜひ色んなアレンジで作ってみてくださいね(^v^)

最後まで読んでいただきありがとうございました

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