【初心者さんむけ】編み物の始め方*完全ガイド

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【初心者さんむけ】編み物の始め方*完全ガイド

・編み物やってみたいな
・道具は何が必要?
・何から始めればいいの?

このようなお悩みを解決します。

この記事の内容
  • 編み物の始め方を6STEPで解説
  • 初心者さんにおすすめの道具の揃え方
  • 初めて編むのにおすすめの作品

こんにちは!編み物が大好きなちいさな桜です。

この記事では編み物の始め方をステップ形式で解説します。

順を追って説明していくので、初心者さんも迷わずにレベルアップしていけますよ。

基本の編み方をマスターして、イメージ通りの作品をつくってくださいね。

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STEP1:編み物の種類を知ろう

STEP1:編み物の種類を知ろう

まずは編み物の種類について、ざっくり知っておきましょう。

編み物と一口に言っても技法はさまざま。

ここでは代表的な、かぎ針編み・棒針編み・アフガン編みについて紹介します。

ざっくりと分かればOKです。

編地道具
かぎ針編みかぎ針編みの編み地
編地は少し固い
伸縮性は少なめ
かぎ針編みの道具
針先がカギ状
片カギ両カギがある
棒針編み棒針編みの編み地
編地は柔らかい
伸縮性がある
棒針編みの道具
針先は細い
輪針・5本針もある
アフガン編みアフガン編みの編み地
編地はしっかりした厚手
アフガン編みの道具
1本のアフガン針で編む

※アフガン針:針先がかぎ状になっている棒針

かぎ針編み

かぎ針編みは、バッグ・帽子・あみぐるみなど、小物を編むのに向いている技法です。

先端がかぎ状になった針は、手のひらサイズでとてもコンパクト。

棒針のように針先が尖っていないので、小さなお子様がいる方も安心です。

細いかぎ針を使えばレース編みができますよ。

かぎ針でどんな作品が編めるかみてみる

棒針編み

棒針で編んだ編み地は、しなやかで伸縮性がありウェアを編むのに向いています

筒状の作品を編むときは、輪針(2本の短い針がコードでつながっている棒針)や、4~5本の棒針を使います。

棒針編みでも、あみぐるみや小物類は作れます。

棒針でどんな作品が編めるかみてみる

アフガン編み

アフガン編みは、よく棒針編みとかぎ針編みを合わせた技法と表現されます。

往き(縦)・戻り(横)の往復で1段になり、織物のような編地になるのが特徴。

針は、片側だけがかぎ状になっている「プレーンアフガン」と、両端がかぎ状になっている「ダブルフックアフガン」の2種類あります。

アフガニスタンの織物が由来など、諸説あるようです。

アフガン針でどんな作品が編めるかみてみる

STEP2:編みたい作品を決めよう

STEP2:編みたい作品を決めよう

STEP1でざっくりと編み物について理解したら、次は編みたい作品を決めましょう。

ゴールが決まらないと、方向性も決まりません

このとき難易度などは気にしなくてOK。

自分が一番『素敵だな』と思う作品をピックアップして、技法を決めるのがおすすめです。

ここでは技法を決めるだけなので、「編めそうか」は気にしなくて大丈夫です。

作品をみても技法がわからないときは、編み方ページの道具・材料欄を見るとわかりますよ。

使用針が「かぎ針〇号」となっていたら、かぎ針編みの作品ということです。

編みたいものが決められないときは…

もしも編みたいものが決められなければ、初心者さんは「かぎ針編み」から始めるのがおすすめです

理由は簡単な作品が多いから。

棒針編みだとマフラーで練習するイメージがありますが、完成までに時間がかかり途中で挫折してしまいがち。

かぎ針編みなら1日で編める簡単なモチーフも多いので、まずは「完成させる」を目標に始めるのがおすすめです。

STEP3:基本の道具を揃えよう

STEP3:基本の道具を揃えよう

STEP2で技法を決めたら、次は道具を揃えましょう。

どの技法でも、最初は以下の5つを揃えればOKです。

  • 毛糸
  • 編み針
  • とじ針
  • 段数マーカー
  • ハサミ

100均にもありますよ。

毛糸

最初は毛糸から揃える

まずは毛糸から揃えましょう。

「編み針からじゃないの?」と思われるかもしれませんが、編み物の基本は糸にあう号数の針を使うこと。

糸の太さが決まらなければ、針のサイズも決まりません。

糸を用意する

その糸にあうサイズの針を購入する

この順番で揃えるのがおすすめです。

糸は、並太〜極太のストレートヤーンを選ぶようにしましょう。

黒などの濃い色は編み目が見にくいので避けてくださいね。

NG例
黒い糸
黒い糸
黒くてみづらい編み地
見にくい…
ふわふわな毛糸
フワフワした糸
ふわふわな編み地
勘で編んでます笑
OK例
ストレートヤーン
ストレートヤーン
ストレートヤーンの編み地
編み目が見やすい!

私のおすすめ毛糸を以下にあげるので、購入時の参考にしてみてください。

手芸店ハマナカボニー
ハマナカラブボニー
コットンニィート
ダイソーメランジトリコ
アクリル毛糸
ミックスケーク
パティシエ
セリアなないろ彩色(並太)
ケーク
アクリルマーブル
アクリル並太
キャンドゥなないろ彩色(並太)
カラフルZAKKAアクリル
ミックスZAKKAアクリル

編み針

毛糸を選んだら、いよいよ編み針を用意します。

毛糸のラベルを見ると推奨号数が書かれているので、その値を参考に針を購入しましょう。

ラベルの見方

「この毛糸を編むには、棒針なら10~12号、かぎ針なら8~10号が適しています」という意味です。

毛糸と針の関係性は、以下が目安になります。

並太極太
かぎ針5/0~7/0号8/0~10/0号
棒針
アフガン針
6/0~10/0号10/0~12/0号

アフガン針は棒針と同じ規格ですが、ラベル通りの号数で編むと重くしっかりした編地に仕上がります。
編地に柔らかさが欲しいときは、ラベルの棒針号数より2~3号大きい針で編むようにしましょう。

編み針は、手芸店・ネット通販で購入できます。

100均でもかぎ針・棒針なら売っていますが、個体差が大きくすべりもあまり良くないので、初心者さんにはおすすめできません。

編み針だけは手芸メーカーのものを用意するようにしましょう。

とじ針

とじ針

とじ針は100均で購入するのがコスパも良くておすすめです。

3本セットで売っていることが多いので、糸の太さに合わせて使い分けましょう。

私はダイソーの金属製のものを使用しています。

段数マーカー

段数マーカー

段数マーカーは初心者さんの必須アイテム。

特に慣れるまでは「端の目」や「立ち上がりの目」を見失いがちなので、目印としてつけておくと安心です。

糸端で代用することもできますが、マーカーがある方が断然便利です。

マーカーもダイソーのものを使ってるよ。

ハサミ

ハサミ

ハサミに関しては、切れ味さえ良ければ家にあるものでも何でもOK。

先が細いタイプだと、編地ギリギリのところで処理できるので綺麗に仕上がります。

私はこちらのハサミを愛用しています。

STEP4:基本の編み方を覚えよう

STEP4:基本の編み方を覚えよう

STEP3で道具を揃えたら、基本となる編み方を覚えましょう。

まずは糸端の出し方・針の持ち方を覚えて編む準備をします。

糸端の出し方

外側からとると編んでるとき糸玉が転がるので、動画のように中から引き出します。

針の持ち方

針の持ち方(かぎ針)

右手の中指を自由に動かせる状態にするのがポイントです。

針の持ち方(棒針)

動画はフランス式ですがアメリカ式もあります。

早く編めるのはフランス式、糸をかけやすいのがアメリカ式です。

針の持ち方(アフガン針)

往きは棒針・戻りはかぎ針の持ち方をします。

基本の編み方

ここまで出来たら、実際に編んでみましょう。

各技法で覚えたい基本の編み方は、それぞれ表のとおりです。

基本①基本②
かぎ針編み鎖編み
細編み
引き抜き編み
長編み
中長編み
わのつくり目
棒針編みつくり目
表編み
裏編み
伏せ止め
アフガン編み
(プレーンアフガン)
鎖編み
1段目の編み方
表編み
引き抜き止め
裏編み
長編み
中長編み

まずは「基本①」の編み方から覚えましょう。

基本の編み方(かぎ針編み)

鎖編み
細編み

かぎ針編みはこの2つだけでも色々な作品がつくれますよ。

基本の編み方(棒針編み)

指にかけるつくり目
表編み

表編みだけ続けていくとガーター編みのマフラーができます。

基本の編み方(アフガン編み)

鎖編み
1段目
表編み
引き抜き止め

動画はプレーンだけどダブルフックアフガンもあります。

余裕があれば「基本②」の編み方も練習してみてくださいね☆

STEP5:簡単な小物を編んでみよう

STEP5:簡単な小物を編んでみよう

STEP4で基本を覚えたら、簡単な作品を編んで練習してみましょう。

初めて編む作品は、以下に当てはまるものがおすすめです。

  • 平面
  • 1色のみ
  • 「とじ・はぎ」がない

「とじ・はぎ」とは、とじ針や編み針で編地と編地をつなげる作業のこと。

目の構造が理解できるまでは拾う糸を間違いやすいので、練習用の作品なら避けるのがベターです。

色を変えるのも、そこまで難しい訳ではないですが、まずは「編む」ことに慣れてから練習してみましょう。

初めて編むのにおすすめのかぎ針編みモチーフを、以下の記事でまとめているので参考にしてみてください。

STEP6:色々な作品に挑戦してみよう

STEP6:色々な作品に挑戦してみよう

STEP5で簡単な作品が編めたら、後は経験あるのみです。

色を変えたり、模様編みに挑戦したり、色々な作品にチャレンジしてみましょう。

ポーチ・帽子・あみぐるみ・巾着などは、難しそうにみえて実は簡単。

多少いびつになってもそれも経験なので、どんどん編みたいものに挑戦してみましょう。

初心者さんにおすすめの小物を、以下の記事でまとめているので参考にしてみてください。

キットがあると始めやすい

編む作品も決めて、「さぁ買いに行くぞ!」と意気込んでも、結局お店で選びきれない…ということもあると思います。

道具や材料が決められない
手芸店に行く時間がない
売り切れ・廃盤になっていた

こんなときは、キットで揃えるのも便利でおすすめです。

キットならその作品の材料は全て揃っており、「売り切れや未入荷で買えなかった」とならずに済みます。

また、先生おススメの道具がセットになっているタイプもあるので、道具選びにも迷いません。

初心者さんにおすすめの編み物キットを以下の記事でまとめているので、悩んでいる方は参考にしてみてください。

ひとりで悩まないで相談するのも◎

編み物の始め方6ステップ

ここまで「編み物の始め方」の全体像をステップ形式で説明してきました。

初心者さんが迷わず始められることを目標にしましたが、きっと「ココがわからない」箇所がでてくると思います。

そういうとき、相談できる相手がいないと挫折しやすくなってしまうので、無理のない範囲でレッスンを受けるのもおすすめです。

今は自宅で学べる教室もたくさんあります。

以下の記事で自宅で受けられる編み物講座についてまとめているので、よければ参考にしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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