こんにちは!ちいさな桜です。
今回はサイズ変更を簡単にしていただけるニット帽/ビーニーの編み方をご紹介します。
当初はレディース・メンズ間でのサイズ変更を想定していましたが、同じ編み方でキッズ・ベビーサイズに変更していただくことも可能です。
親子リンクコーデなど、ぜひご家族でもお揃いで被ってみてくださいね♪
↓動画でご覧になりたい方はこちら。
今回の帽子とセットで使えるスヌードの編み方はこちら↓
編み物をちゃんと習ってみたいけど通う時間がない…。
このように悩んでいる方向けに、自宅で学べるオンライン編み物教室をまとめました。
隙間時間で気軽に学べる講座を厳選したので、自分にピッタリの教室選びにお役立てください♪
ニット帽(ビーニー)の材料
材料は以下をご用意ください。
- 【Seria】RUNE col no.5 106g(4玉と少し)
- 【Seria】きままなひつじちゃん col no.3 11g(ポンポン)
- かぎ針 10/0号(6.0㎜)※つくり目にのみ使用
- かぎ針 8/0号(5.0㎜)※メインで使用
- はさみ
- とじ針
- マーカー
※必要に応じてポンポンメーカー
今回のポンポンはダイソーさんのふわふわボールのキットを使ってつくりました。
別動画で実際につくっているところをあげますのでぜひそちらもご覧ください。
→準備中
ニット帽(ビーニー)の編み図
サイズを簡単に変えられるニット帽(ビーニー)の編み図はこちら。
ニット帽(ビーニー)づくりの流れ
今回の帽子はかぶり口側から編みはじめます。
鎖のつくり目を輪にして、上に高さを出していくので、つくり目の長さがそのままかぶり口の長さになります。
最後に減らし目の段を入れてから、編み終わり口を絞って帽子の形に整え完成です。
ポンポンなどの飾りはお好みでつけてみてください。
つくり目を何目にするかは次で詳しく説明します。
ニット帽(ビーニー)のサイズの替え方
鎖のつくり目を何目編むかは、かぶる方の頭囲に合わせて決めていきます。
頭囲の測り方は以下の画像のとおりです。
- おでこの中心
- 耳の付け根より少し上のところ
- 後頭部の少し下がったところ
上記3点を通るように、メジャーを巻いて測ります。
このとき、あまりにピッタリだと帽子の場合かぶりにくくなってしまうので、指2~3本を添えた状態で測るようにしてください。
この指2~3本添えた頭囲が鎖のつくり目の長さになります。
ニット帽(ビーニー)の編み方
それではここからは帽子の編み方を説明していきます。
つくり目
まずは前項で求めた『指2~3本添えた頭囲』の長さになるまで、鎖のつくり目を編みます。
最初と最後の鎖編みにはマーカーをつけておきます。
このとき、2段目から模様編みをする関係でつくり目は必ず『3の倍数』になるようにしてください。
最初の目に引き抜き編みをして輪にしておきます。
1段目
1段目は鎖2目で立ち上がります。
この鎖編みは長編みとしてはカウントしません。
今回の立ち上がりは全ての段で「鎖2目」で行いますが、全て目数にはカウントしないで進みます。
誤ってカウントしないようご注意ください。
すべての目に長編みを1目ずつ入れていきます。
最後は最初の長編みの頭に引き抜き編みでつなぎます。
この状態でかぶれるかサイズチェックをしておいてください。
2段目
2段目は鎖2目で立ち上がったら[長編みの表引き上げ編み×2・長編みの裏引き上げ編み]の3目ひと模様を1周編みます。
最後の[長編みの裏引き上げ編み]だけは、立ち上がりの鎖2目も巻き込んで引き上げ編みをします。
こうすると引き抜き編みで開きがちな距離を縮められます。
最後は最初の長編みの表引き上げ編みの頭に引き抜き編みでつなぎます。
3段目
3段目は2段目と同じく、鎖2目で立ち上がったら[長編みの表引き上げ編み×2・長編みの裏引き上げ編み]の3目ひと模様を1周編みます。
最後も2段目と同じく、立ち上がりの鎖2目を巻き込んで[長編みの裏引き上げ編み]をします。
最初の長編みの表引き上げ編みの頭に引き抜き編みでつなげば3段目の編みおわりです。
4段目~
これ以降は3段目の繰り返しです。
鎖2目で立ち上がったら、3目ひと模様を繰り返しぐるぐると編んでいきます。
お好みの高さになるまで編んでみてください。
市販サイズの高さの平均は約20~22cmです。
ただ、最後に減らし目の段を2段いれるので、理想の高さより-2cmで止めておいてください。
途中で目数が増減しないようご注意ください。
21段目
今回は21段目まで編みました。
私の場合は、サイズが平置きで幅約25cm、高さ約19cmになっています。
高さについてはお好みで調節してみてください。
22段目(減らし目1段目)
減らし目の1段目は、まず鎖2目で立ち上がります。
そうしたら、前段の[長編みの表引き上げ編み(右側)]の上には、通常の[長編みの表引き上げ編み]を1本編みます。
次の目には[長編みの表引き上げ編み(左側)]と[長編みの裏引き上げ編み]をまとめて減らし目をします。
未完成な[長編みの裏引き上げ編み]と、未完成な[長編みの裏引き上げ編み]をつくって、針にかかっている3ループを1度に引き抜きます。
これで3目ひと模様が2目に減りました。これを1周ぐるっと編みます。
最後は、未完成な[長編みの裏引き上げ編み]をつくる際に立ち上がりの鎖2目も巻き込んで減らし目をします。
最初の減らし目に引き抜き編みでつないでこの段の編み終わりです。
23段目(減らし目2段目)
減らし目の2段目も、鎖2目で立ち上がります。
そうしたら、前段の[長編みの表引き上げ編み(右側)]と[減らし目]をまとめて減らし目をします。
表引き上げ編みと減らし目の足を拾って、未完成な[長編みの表引き上げ編み]を2本つくります。
針にかかっている3ループを1度に引き抜いて、2目ひと模様を1目に減らします。
最後の減らし目だけは、未完成な[長編みの表引き上げ編み(左側)]をつくる際に立ち上がりの鎖2目も巻き込んで減らし目をします。
最初の減らし目に引き抜き編みでつないで最終段の編み終わりです。
糸始末
上部の口を絞る前に先に糸始末しておきます。
つくり目(かぶり口)側は、なるべく引き抜き編みが目立たないよう、距離をつめる感じでチェーンつなぎ風につなぎます。
中間の糸替えした箇所は裏引き上げ編みの中に、それぞれ反対方向に向かって隠します。
上部を絞って形を整える
糸始末できたら、上部を絞って形を整えていきます。
1/3まで減らした編み目(平置き)の3倍の長さの糸を用意します。
とじ針に通して、編み地の裏を見ながらひと目ひと目1周ひろっていきます。
最後は少しずつ絞って固結びし、ほどけないよう2周目のとじ針を通していきます。
拾えるところを拾う感じで大丈夫です。
最後はしっかり固結びしてから糸始末して完成です。
ポンポンをつける
ポンポンをつける場合は、ポンポンを絞ったときの糸端で帽子に縫いつけていきます。
頭頂部の編み地を跨ぐように糸端を表から裏へ2本とも持っていき、裏で固く結びます。
グラグラが気になるときは、ポンポンの中心をとおるように数回縫い付けてくださいね。
まとめ
本記事ではサイズ変更を簡単にしていただけるニット帽(ビーニー)の編み方をご紹介しました。
ぜひピッタリサイズで自由に編んでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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したらね~!(・ω・)ノ
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