モチーフ本『糸を切らない連続モチーフ55の模様と88のつなぎ方』レビュー

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こんにちは!

今回は連続モチーフ特化本『糸を切らない連続モチーフ55の模様と88のつなぎ方』をご紹介していきます!

連続モチーフってご存知ですか?

私は存在を何となく知ってはいたんですが、ちゃんとは理解していませんでした。

どんなものかというと

未完成のモチーフを一筆書きで編んでいくうちに編み地が完成していく編み方
という感じです。

伝わりますかね?(;´・ω・)

色替えのある作品は一筆書きとはいかないので、そういうものは「縁編みしながらつないでいく方法」になっています。

作品の性質上じっくり取り組む必要があるので、この本は

  • 少しずつ全体像が見えてくるとやる気がでる人。
  • ショールやブランケットなど大物を編むのに抵抗がない人。
  • 編み地を見るとどうやって編んでるのか研究したくなる人。

に向いているかなと思いました。

以下で詳しくレビューしていきますので、こちらの本にご興味がおありの方はぜひ最後まで読んで、ご自身に合いそうか判断されて下さいね。

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発行元

こちらの本は2016年に(株)日本ヴォーグ社発行により発売された本です。

この本には続編(?)があり、2020年にも発売されていますよ。

私の大好きな妖精さんもツイートされていましたね(^^)

『~連続モチーフ55の模様と88のつなぎ方』とありますが、「模様」と「つなぎ方」は1つの作品としてセットで紹介されています。

前半がモチーフで後半はつなぎ方~などのような、つなぎ方だけをまとめたページはありません

編み方の解説も編み目記号のページくらいしかないので、編み方や編み図を読むのに問題がない人を対象としてる本なのかなと思いました。

初心者さんがモチーフ編みの本として最初に読む本としてはおすすめしません。

お気に入りポイント

個人的この本のお気に入りポイントは、巻末にある「連続で編むためのポイント」「モチーフ別編み方レッスン」の6ページです!

お気に入りのページが6ページだけってどうなのよってツッコミがきそうですが(^^;)

そもそも『連続モチーフとはなんぞや』というところを理解していなかった私。

この本に期待していたのは『糸を切らない連続モチーフ55の模様』ではなく完成したモチーフを繋ぐ為のつなぎ方の図解でした。

最初みたときは、「あれ?つなぎ方解説のってない!」ってびっくりしたんですが、巻末にモチーフの中から抜粋された編み方がカラーでまとまってました。

それがもう「へぇ~!」の連続で!

普段からモチーフつなぎしている人には新たな発見はないのかも知れませんが、今までやってこなかった私には「こんなやり方するのか!」という感じでした。

各モチーフの補助解説という形式なので、つなぎ方固有の解説ではないんですが、むしろその方がわかりやすかったです!

  • モチーフを引き抜きでつなぐ時、束に拾うのか目を割るのか。
  • 交差する時、糸はどっちから持ってくればいいのか。
  • 針は一旦抜くのか。

など、編み図を読むための基礎知識が詳しく解説されていました。

編み図の記号も、引き抜き編みの種類ごとにカラーで色分けされていたりして、すごく分かりやすかったです。

欲を言えば、この解説があと10ページあると幸せですね。笑

今まで見てきた編み物本の中ではダントツに「つなぎ方」の情報量が多かったですね。

YouTubeで編み方の勉強はしてても、つなぎ方はイマイチ自信ない…という方は、まずこの本を読まれる事をおすすめします!

注意点

こちらの本にご興味を持たれた方に一つ注意点を。

お気に入りポイントでもご紹介した

「連続で編むためのポイント」のページ

ここだけは絶対最初に読むべきなので、まずはこの1ページから読み始めて下さい

むしろなんでこのページが巻末なのか…。

つなぎ方としては、説明する程もないくらい当たり前なのでしょうか?

でもこのページを先に読むかどうかで、メインの「モチーフつなぎの編み図」の理解度が格段に違ってきますので、まず目を通すようおすすめします。

読者にここまで配慮しているヴォーグさんの親切心もきっと感じられますよ。

まとめ

本記事では『糸を切らない連続モチーフ55の模様と88のつなぎ方』をご紹介しました!

モチーフを編むのは好きだけど、つなぎ方には自信がない…。

という方には、とっても参考になるおすすめの本です。

腰を据えてじっくり読む必要があるので、モチベーションが高くなった時に勢いで読んでみるのがおすすめですよ。

残念ながら絶版となっているので、Amazonの中古や図書館などで探してみて下さいね!


この記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

したらね~(・ω・)ノ

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