・かぎ針編みしてみたいな。
・かぎ針は100均のものでもいいのかな?
・100均のかぎ針で後悔しないか心配…。
このようなお悩みを解決します。
- 私の100均かぎ針の失敗談
- 初心者さんにおすすめのかぎ針
- 100均の道具でおすすめなもの
「かぎ針編みをはじめたいけど、費用はなるべく抑えたい…。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
かくいう私も、初心者のころ道具を全て100均でそろえた1人です。
かぎ針の種類も豊富だし、見た目にはメーカー品との違いもわからない…。
けれど、あまりに品質が良くないなら購入は避けたいですよね。
本記事では100均のかぎ針は実際どうなのか、編み比べた結果をご紹介します。
私の失敗談も交えてお話しするので、かぎ針選びで迷っている方は参考にしてみてください。
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100均のかぎ針体験談
私は始めたてのころ、「続けるかわからないし100均でいいか」と、道具を全てダイソーでそろえました。
現在販売されているものとは別物です。
最初は1本だけ購入しましたが、はじめてみると面白くて、最終的にはお店にあった号数を全てそろえることに。
しかし、編むのに慣れてからも編みにくさは変わらず…。
思い切って、評判の良さそうなアミュレを1本だけ購入してみたところ、その編みやすさにびっくり…!!
それからは、もう100均のかぎ針には戻れず、結局全て捨ててしまいました( ̄▽ ̄;)
今思えば、捨てることはなかったなぁ…。
その後アミュレのセットを購入したので、100均のかぎ針代・1本号数がかぶったかぎ針代が、余計にかかった計算になります。
最初からメーカーのセットを買っておけばよかった…!と後悔した出来事でした。
編み比べをした100均のかぎ針
今回、編み比べたかぎ針は画像左から以下の並びです。
- ダイソー(金属製)5/0号
- セリア(金属製)5/0号
- ワッツ(竹製)5/0・7/0号
- ワッツ(プラスチック)10㎜
- ダイソー(プラスチック)10㎜
ダイソーのかぎ針がリニューアルしていたのと、セリアのかぎ針も気になっていたので、購入して比較してみました。
号数はリニューアル前、特に編みにくく感じたのが2/0~5/0号だったので、ダイソーとセリアの5/0号を購入しました。
追加で、家で眠ってたワッツの竹製針と10㎜針、ダイソーの10㎜針も比較してみます。
ダイソー・セリア・ワッツを編み比べてみた
編み比べた結果、以下の順になりました。
5/0号 | 10㎜ | |
1位 | セリア | ダイソー |
2位 | ダイソー | ワッツ |
3位 | ワッツ | ー |
編み比べたなかでは、5/0号針はセリアが、10㎜はダイソーが一番編みやすい結果となりました。
【5/0号】1位:セリア
セリアのかぎ針は、金属製・グリップ付き。
グリップ部分がまっすぐなので、形状はペンEに似ています。
↓持ったとき
この平べったい形状はペン持ちがとても楽になるので、ペン持ち派の人におすすめ。
ただ、ペンEと比べると針の滑りに少し抵抗感があるので、長時間編んでいると手が疲れやすいです。
しかし、100円でこのクオリティはとても優秀。
ペンEの編みやすさは最高級といっても過言ではないので、それに近い編み心地がこの価格で試せるのは、本当に素晴らしいです。
【5/0号】2位:ダイソー
ダイソーのかぎ針はセリアと同じく、金属製・グリップ付き。
グリップ部分が三角なので、形状はアミュレに似ています。
↓持ったとき
針の滑りもよく、針先も編み目に入れやすいです。
ただ、ダイソーの方がカギ状の部分が横に広いので、引き抜くときにひっかかりやすいのが気になりました。
私の手がきつめなので、ゆるめの方なら気にならない可能性もあります。
しかし、リニューアルしたとの謳い文句どおり、以前のものより編みやすくなった印象はありました。
グリップ部分がアミュレと比べて少し固めで、それが意外にも編みやすかったので、持ち心地の好みで選んでもいいかもしれません。
【5/0号】3位:ワッツ
ワッツの5/0号針は7/0号との両かぎ針で、素材は竹です。
竹の針を初めて使ったので、他との比較ができないのですが、とにかく編めない;
カギ部分にヤスリがかけられていない(?)ので、編んでいる糸がひっかかり毛羽立ってしまいました;
ただ、持ち心地はとても軽くてよかったので、今度メーカーの竹製針を試してみたいと思います。
【10㎜】1位:ダイソー
ここからは10㎜針の比較です。
ダイソーのものはツルツルとしたプラスチック製。
滑りがとても良いので、編みやすい反面、滑りすぎる印象もありました。
ただ、ジャンボ針はあまり使わないので、今度また改めてメーカーのものと比較したいと思います。
【10㎜】2位:ワッツ
ワッツの10㎜針はダイソーと同じくプラスチック製。
ただ、ダイソーのものがツルツルしているのに対し、ワッツのものはシリコンぽいというか、リカちゃん人形の肌の質感に似ています。
しかも少しペタペタしていて、古いリカちゃん人形の触り心地に似ていました。(伝わる?)
これは私の保管方法が悪かったのだろうと思いますが、もしかしたら、時間がたつと同じようになる可能性があるかもしれません。
摩擦がすごいので、鎖編みでさえギリギリでした。
ダイソーのものも買ってからしばらく経ちますが、経年劣化は特に感じないので、個人的にはダイソーの方がおすすめです。
おすすめのかぎ針は?
100均のかぎ針ならセリアがおすすめという結論になりましたが、メーカーと比較するとその差はやはり大きいです。
100均のかぎ針で、編みにくいまま続けていると変なクセがついてしまう可能性もあります。
初心者さんには、最初だけはきちんとしたメーカーのかぎ針で練習して欲しいというのが本音。
ここからは、初心者さんにおすすめのメーカーのかぎ針を紹介します。
ペン持ち派なら「ペンE」!
ペン持ち派の初心者さんにぜひ使っていただきたいのが、クロバーのペンE。
針にかかったループの押さえやすさが全然違います。
中指が使いやすくなるので、長編みの頭もゆるまず編めますよ。
ただ少し高めの価格帯なのと、ナイフ持ちならアミュレの方がおすすめなので、予算・持ち方に合わせて選ぶようにしましょう。
そろえるなら最初からセット買いした方がお得です。
バランスがいいのは「アミュレ」
アミュレはグリップ部分が三角になっているので、ペン持ち・ナイフ持ちどちらでも手に馴染みます。
グリップの程よい弾力で、長時間編んでいても手が疲れにくいのも特徴。
見た目もカラフルで可愛く、価格も中間帯、編みやすさは抜群と、バランスの良いかぎ針です。
固い素材をよく編むなら手が疲れにくいアミュレがおすすめです。
番外編:「エティモ(レース針)」は持ち手が固い
エティモはレース針しか持っていないので比較ができませんが、一応使用感を載せておきます。
エティモの使用感をまとめると以下のとおり。
- グリップの質感は少し固め
- 針先が遠いのでループを押さえにくい
- 針先が細いので目は拾いやすいが糸を割りやすい
- 針があまりしならず、他より硬く感じる
こちらも、今後そろえたら改めて追記したいと思います。
100均の編み物道具でおすすめなもの
100均には編み針の他にも、編み物に関連する道具がたくさん販売されています。
そのなかでおすすめなものが以下の3つ。
- とじ針
- 段数マーカー
- はさみ
とじ針は金属製・プラスチック製の両方が販売されています。
個人的には金属製のとじ針がおすすめ。滑りが良いので、糸を割って処理したいときも楽にできます。
段数マーカーも、パッチンと留められるタイプも販売が開始されました。
はさみは美容コーナーにある小さめタイプなら、細かい作業もやりやすいです。
わたしはダイソーのマーカーと、とじ針を愛用しています。
まとめ:100均のかぎ針はクオリティが高い!
今回100均のかぎ針を比較してみて、クオリティの高さに本当に驚きました。
初めてのかぎ針なら、お試しで1本購入してみても良いかもしれません。
しかし、今後も続けるつもりなら、いつかはメーカーかぎ針の編み心地を知りたくなる日がくると思います。
わたしのように無駄な出費をしたくないなら、迷わず最初からメーカー品をセットで購入してしまうのがおすすめです。
号数がそろわないと好きな毛糸で編めません。いつかは全部そろえることになるよ。
本記事を参考に、ご自身の状況に合わせて最適なかぎ針を選び、たのしく編み物をしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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