育児

こどもの登園拒否、原因は口内炎!?

原因は口内炎だった

保育園に通っている上の娘(4歳)

これまでもたまに…いや頻繁に
登園拒否することがあったんですが
大体は「お母さんと離れるのが寂しい」といったものでした

それが今回はなんと「口内炎」が原因でした
口内炎と言っても「痛くて行けない」という訳ではないです

これまでの登園拒否

今までは、「離れるのが寂しい」というときがほとんどでした
朝起きた瞬間…だけではなく、前日の夜や
保育園の帰りの車内ですでに翌日の登園拒否をしているときもあります(^^;)

今年はコロナもあいまってしばらくの間お休みさせたりもしました

「保育園いくと疲れる」と言うときもありますけどね^_^;

この言い方の時は
『お遊戯がうまくできない』などと理由がある時もありますが
大半は、何が疲れるのか、何か嫌なことがあるのか、どれだけ探っても
「疲れるだけなのー!」の一点ばりなので
単に気分のムラかな?とも思います

とまぁ、登園拒否が特別珍しい訳ではない娘

さて、今回は何が原因かな?
と探ることにしました

今回は?

娘が言うには「眠い」と(・_・;)

寝る時間も起きる時間もいつも通りなんですけど
確かに眠そうにはしてるんですよね

寒くなってきたこの時期、大人でもあのふかふかお布団の魔力には負けるとこがありますが…

いつもだとそんな魔力をものともせずガバッと起きてくる娘

でもまぁ成長期だからかな…??

それなら目が覚めればシャキッとするかな??

すでに数日前にも同じのを経験してるので
あの手この手で娘の気をひき朝食までたどり着くことに成功

だんだん目が覚めてきたようでシャキッとしてきました

そろそろ大丈夫かな?と頃合いをみて
「ほら、急いで食べないと遅刻するよ」
と言うと…

途端に「ぅ゛あぁあ~~ぁ!!!(,>д<…)」

…あちゃ~(・_・;)

娘:「ね゛、ね゛むい゛のぉ゛~!!ずっと、いっばい、ね゛でたいのぉ゛~!!(;`Д´;)」

母:「そしたらご飯たべ終わったら、ギリギリまで寝ててもいいよ?」

娘:「ぅ゛あ~!!ね゛むい゛のぉ゛~!!(,>д<…)」

母:「………」

娘:「……ねでだいから、お休みさせてー?」

母:「…でもそしたらお家では遊べないよ??
眠くてお休みしたならずっと寝てなきゃいけないよ?
でもお母さんやることあるから、ずっとお部屋にひとりぼっちになっちゃうよ?」

娘:「や゛ぁあぁ゛あ~~!!(;`Д´;)」

なんてやりとりを繰り返すこと数回…

ご飯を食べ始めた娘がぶつぶつ何か言い始め
やっと原因がわかりました

登園拒否した本当の理由

数日前にも同じやりとりをして、その時は
《ひとりぼっちで寝る》と《登園してお友だちと遊ぶ》
で娘が“登園する”を選んでいたので
今回は比較的早い段階で落ち着き
ご飯を食べ始めました

するとおにぎり食べてた娘がまた
「うわぁ~ん(;_;)」となり
「どうしたの?」と言うと

娘:「お口い゛だいのぉ~(゚´Д`゚)゚」

……お口??

あ、そうだ、口内炎できてて、チ○コラBB飲ませようとしたけどゴックン出来なくて…

母:「お薬のんでないから、そんな早く治らないよ。でもご飯食べないと治らないよ??ヨーグルトとか、痛くないものゆっくり食べなさい。食べれなかったら残していいから」

娘:「……給食どうするのぉ…?」

母:「給食?…頑張ってたべてダメだったら残しなさい?」

娘:「………」

娘:「………先生とか○○さん(調理員のかた)おこらないよねぇ…?」

母:「…怒らないんじゃない?痛くて食べれないんだから、無理に食べなさいとは言わないんじゃないかな??」

娘:「……」

母:「いつもは怒られてる子はいるの??給食残して、先生は怒るの??」

娘:「おこられてない」

娘:「○○は遊んでこぼして怒られてた」

母:「それは遊んでたからでしょ??口内炎痛くて食べれないのはしょうがないことだから、先生も怒らないと思うよ」

娘:「……」

母:「…朝先生に、「口内炎痛くて給食残しちゃうかもしれないけどその時は怒らないで」ってお母さんから言っとこうか??」

娘:「うん!!!」

母:「そうしよっか。ほら、急いで食べないと!」

娘:「!!(モグモグ…(゚д゚)」

………そぅかあぁあ~~原因はこれかぁ~(~。~;

口内炎…と言うか
それによって給食残して先生に怒られるんじゃないかっていう不安かぁ~

口内炎からそこまで話がすすむとは…

その後はいつも通りお着替えもすすんでパッパと着替え、ドタバタと準備をし、ギリギリ登園時間に間に合いました

朝先生にもしっかり伝え
それを聞いていた娘は少し恥ずかしそうな、もじもじした様子でした(笑)
    

子どもは繊細

今回は娘が初めて(?)口内炎ができ、食事に対して相当なストレスとなっていたようです

もちろん本人が言っていた「眠い」も本当に行きたくない理由ではあったんだろうと思います

大人でもそうかもしれませんが、原因が何か大きい理由がコレ1つ!!というより、色んな要素が少しずつ合わさった方がモチベーションが下がりやすいかもしれませんね

「ちょっとずつ」がつもるのって、いつの間にかズシンとくるんですよね~

わたしは基本的には登園拒否も登校拒否も悪いことじゃないと思ってます
困ることではありますけどね^_^;

行きたくない理由をハッキリと人に言えるくらい子どもの中で強い理由なら、思いきって休めばいいと思う

けどまだ4歳なのでそこら辺が難しいところですね

「休みたいと言えば休んでいいんだ」とは学んでほしくない

これもまた難しい言葉ですよね

踏ん張る力も必要だけど、時には休む方が重要なこともある

わたしは自分に相当甘いほうなので^_^;
その辺のバランスを上手く教えられるか分かりませんが、色んな人と出会って少しずつ吸収して育ってくれたらいいなぁと思います(●´ω`●)

追記

朝お当番の先生に伝えて、クラスの先生にもちゃんと口内炎の話は伝わったのですが、帰ってきた娘に給食食べられたか聞くと

娘:「痛いから残していい?って先生に聞いたら、「小さくしてゆっくり食べなさい」って言われた…」

母:「(あちゃ~!) …食べれたかい??」

娘:「食べれた。けど痛かった…」

母:「そうか~( ・_・;)でも食べて偉かったねぇ」

娘:「うん…」

う~んこれは…

先に書いとくと、娘の保育園の先生方は皆さん本当にとてもいい方達ばかりです
でもやっぱり大変な職場ですからね
人の入れ替わりは多いですが…

それでも固定メンバーの先生方はみなさんベテランで、頼もしい先生方ばかりです

そして運のいいことに、娘の2人いるクラス担任もベテランの先生

なので、その光景がすごく想像できるんですよね>_<

たぶん先生は他の子と同じように接しただけのつもり

「小さくして食べなさい」っていうのも
「頑張って食べて無理だったら…」の、まだ“頑張って”の部分の意味だったのだろうと思います

でも娘にとっては「頑張って食べて無理だった」から残していいか聞いた…
のに、“頑張って食べなさい”と言われてしまった…
それはつまり「残してはダメ」と言われたのと同じ…

それ以上なにも言えなくなった娘は、ガマンして食べて、結果食べられた

けど娘にとっては「残さず食べられた」ことより、残すことを許してもらえなかったことが悲しかった…

難しいですね~>_<
だって大人なら言っちゃうよ!!
頑張って食べなさいって言っちゃうよ!!
だってたくさん食べてほしいもん!!

先生の気持ちもわかるし娘の気持ちもわかる…

けど今回のに関しては、娘が「萎縮」してしまっている気がするので
それはよくないなぁ~と思い先生にも伝えてみることに

翌日、担任の先生(小さくして…と娘に言った先生とは違う先生)の方から
「娘ちゃん、口内炎の様子どうですか??」と聞いてきてくれたので、思いきって
「口内炎はまだ痛いみたいで、昨日は「先生に小さくしてゆっくり食べなさいって言われて、全部食べれたけど痛かった」と言ってました~σ(^◇^;)」
と、なるべくきついクレームに聞こえないよう、でも娘の気持ちも伝わるように、軽めに伝えてみました

先生は「!!!そうだったんですねー!!(゚o゚;」

という感じの反応で、やはり私と同じく
娘がそこまで深刻に思っているとは思っていなかったよう

さらに翌日には、娘に小さくして…と話をした先生まで
「や~こないだはすみませんでした~!!^^;
小さくって言っちゃって~痛かったんだね~><」
と声をかけてきてくれました

あぁ、やっぱりクレーマーになってしまった…

違うのよ!先生の気持ちわかるのよ!!

くっ…でもいいさ!
とりあえず娘の気持ちは伝わった!!

その後は「いぇいぇとんでも~」みたいな感じで終了

ふぅ…
娘も繊細な気持ちをもつようになってきたし
娘を通した大人との関係性も少し変わってきた感じがするなぁ

娘もだいぶ色々な事を色々な視点で見ることができるようになってきたので
こういうときの親の態度が後々、何かしら娘に影響するのかもしれませんね

今回のわたしの態度はどうだったのか…

今までとは違うジャンルの問題に突入しかけている気がします

でもよく考えれば2年くらい前かな?
どんな話だったかは忘れましたが、娘が突然、少し難しい感情の話をし始めて
「(娘)ね、そう思ったの。そういう気持ちもあるんだよ」
なんて言ったときがありました(笑)

今思えばもうすでにあのときから表明には見えていなかっただけで
娘の中には今と同じような繊細さがあったのかもしれないですね

当時は「そうなの~!?笑」なんて笑ってましたがて

子どもと思ってあなどってはダメですね

わたしの好きな『ミステリと言う勿れ(なかれ)』という漫画にも

「子どもだから分からないだろうと思ってはダメ

自分が子どものころバカでしたか?」

というセリフがあるんですが(セリフそのままではないです)

まさにこれですよね~ハッとします

肝に銘じなければ>_<

ABOUT ME
ちいさな桜
北海道在住。桜が大好きな2児のママ。YouTube・インスタなどでオリジナルかぎ針編み作品を発信中。minneではレース編み作品を販売しています。