ASPに登録したけど禁止事項が色々あってよくわからない…。これってちゃんと守らなきゃだめ??ばれなきゃ大丈夫じゃない??
アフィリエイトを始めるにあたり、ASPや広告主が課している禁止事項というものがいくつかあります。
これらを遵守しない場合、ASPの強制退会や悪質な場合には法的措置をとられ訴訟を起こされるなんてことも…
今回はアフィリエイト初心者が、意図せず違反しがちなポイントを分かりやすく解説します。
リスティング広告禁止
『リスティング広告』とはざっくりと言えば
“関心のあるユーザーに絞って広告を出す有料広告” のこと。
「商品を検索していたら同じような商品の広告が出てきた。」
なんて経験ありませんか?
これはユーザーの検索語句などを元に、関連性のある、よりクリックされやすい広告をGoogleなどが選択して表示している為です。
物を売る時、ターゲットを絞った方が購入に繋がりやすいですからね。
ターゲットが検索しそうな語句をあらかじめ入札し、検索された語句に対し関連性がある場合に検索結果ページの上位に表示されます。

これによりSEO対策をしなくても上位をとれるので上手く運用すれば集客UPにつながりますが『リスティング広告禁止』としている広告主は多いです。
広告主がリスティング広告を認めているかどうか事前にしっかり確認しましょう。
また『リスティング一部OK』の場合でもNGキーワードを対象外に設定しないと、意図せず検索結果に表示されてしまった…なんてことになりかねません。
NGキーワードは必ず対象外キーワードに設定するようにしましょう。
著作権など各種法律違反
これは言わずもがなですが、実際は意図せず権利を侵害してしまったというケースも多くあります。
違反しやすいのは“引用方法を間違っていた”“画像の使用で問題があった”などですね。
漫画やアニメのキャラをSNSのアイコンにしている方も多いのではないでしょうか?
実はこれ、立派な著作権違反です。
全作品がそうとは限りませんが、ドキッとした方も多いのでは?
もし訴えられてしまえば勝ち目はないので、心当たりのある方はアイコンを変更した方が安全かも知れません。
訴えられていないのは
- 著作権者にまだ気づかれていない
- 気づかれたが、損害がないと判断され黙認されている
のどちらかが多いです。
他にも違反につながりやすい法律として
- 商標権
- 肖像権
などもありますので、「今まで特に気にしてこなかった」という方は、一度確認しなおしてみて下さいね。
アフィリエイトとか関係なく、マナー創作者への敬意は忘れないようにしたいね。

ASPに対して嘘をつく行為
個人情報の漏洩を恐れるあまり、住所や氏名を偽って登録する方もいるようですが違反行為です。
必ずご自身の正確な情報で登録しましょう。
また、家族や友人に頼んで広告をクリックしてもらったり、自分の複数アカウントを使用してのクリックも違反行為となります。
ASPや広告主が「より多くの人々に商品の良さをアピールしてほしい。」と考えていることは明確ですよね。
自分自身でのクリックや、第三者に依頼してのクリックはその思いに反する行為です。
- ユーザーに良い商品を紹介し、購入するキッカケを作る。
- その結果広告主にとって利益になり、ASPにとっても利益になる。
- その結果自分も報酬がもらえる。
これがアフィリエイトの基本形なので、この枠は守るようにしましょう。
また、ASPに登録していないメディアでアフィリエイトをする事も契約違反になります。
ブログ意外にYouTubeやSNSなどでもアフィリエイトしたいなら、必ずASPに登録してから行ってくださいね。
その際SNSなどでの活動を許可しているかどうかは案件ごとに違うので、必ず確認するようにしましょう。
ユーザー・広告主・ASP・自分。みんながwin-winの形を目指そう!
まとめ
- リスティング広告とは『関心のあるユーザーに絞って広告を出す有料広告』のこと
- 意図しない法律違反に注意する
- ASPや広告主に対して嘘をつかない
今回は初心者が違反しやすいASPの禁止事項を解説しました。
禁止事項は登録しているASPや提携している案件によって違うので、事前にしっかり確認するようにしましょう。